2025.11.18
「カスタマーハラスメントに対する基本方針」策定のお知らせ
平素より当社製品をご愛顧いただきましてありがとうございます。
このたび当社では、従業員一人ひとりが安心して働ける職場環境を整えるため、
「カスタマーハラスメント(カスハラ)への対応方針およびマニュアルの整備」を進めることとなりました。
社会的にもカスハラへの関心が高まる中、組織としての考え方や対応基準を明確にし、より健全な職場づくりを推進してまいります。
1. はじめに
当社は、日本酒の製造と直売店運営を通じて、安全・安心で楽しい食体験・日本酒体験を提供することを使命としています。
お客様からのご意見は、商品・サービスの改善に大変重要なものであり、真摯に受け止めます。
一方で、社会通念上許容されない暴言・脅迫・過度な要求等は、従業員の尊厳を傷つけ、安全な営業を妨げる重大な問題です。
従業員が安心して働ける環境があるからこそ、良い酒造りと良いサービスが実現できると考え、この方針を定めます。
2. 当社におけるカスタマーハラスメントの定義
当社では、カスタマーハラスメントを「お客様から従業員に対して行われる著しい迷惑行為であって、従業員の就業環境を害するもの」と定義します。
具体的には、以下のような行為を指します。あくまで例示であり、これらに限られるものではありません。
- ・暴力行為
- ・暴言・侮辱・誹謗中傷
- ・威嚇・脅迫
- ・従業員の人格の否定・差別的な発言
- ・土下座の要求
- ・長時間の拘束
- ・社会通念上相当な範囲を超える対応の強要
- ・合理性を欠く不当・過剰な要求
- ・会社や従業員の信用を棄損させる内容や個人情報等をSNS等へ投稿する行為
- ・従業員へのセクシャルハラスメント、SOGI※ハラスメント、その他ハラスメント、つきまとい行為 など
※「SOGI」(ソジ)は、性的指向(sexual orientation)と性自認(gender identity)の頭文字をとった略称
3.カスタマーハラスメントへの対応(社内)
- カスタマーハラスメントを受けた場合、従業員のケアを最優先します。
- 従業員に対して、カスタマーハラスメントに関する知識・対処方法の研修を行います。
- カスタマーハラスメントに関する相談窓口の設置や警察・弁護士等の連携など体制を整備します。
4.カスタマーハラスメントへの対応(社外)
- ・問題解決に当たっては、合理的かつ理性的な話し合いを行いますが、当社でカスタマーハラスメントに該当すると判断した場合、対応を打ち切り、以降のサービスの提供をお断りする場合があります。
- ・さらに、悪質と判断した場合、警察や外部の専門家(弁護士等)と連携の上、毅然と対応します。